菩提寺がないとき導師をどうする?

導師とは?

この記事は、こういう人が執筆しています!

導師とは、葬儀において、唱え導く師という意味で用いられ、一般的には、菩提寺の住職が、行います。

お経を唱え、故人の魂を、成仏させるために、導くという、宗教的意味合いが濃厚な役割です。

したがって、副住職などが、この導師を行うことは、稀です。

住職が、副住職を伴って、葬儀会場に訪れる場合、この副住職は、導師と区別する意味で脇師と呼ばれます。

故人の魂を成仏させるという大役は、あくまで、菩提寺の最高僧である住職が行い、副住職は、あくまで、住職の導師の役割を補佐する役割です。

葬儀への参列者へのお経の唱和を誘ったり、住職が、お経をあげているときに、鈴をならしたりするのが、補佐としての、役割です。

菩提寺がないとき導師としての僧侶は、呼べない?

菩提寺のない家の方が、故人となられた場合、葬儀社によって、僧侶を紹介してくれるところもあります。

葬儀社以外にも、その後、当該僧侶のお寺を、菩提寺として、故人のお墓をつくったり、することなく、葬儀の際の導師だけを行ってくれる寺院もあります。

その中には、葬儀社の紹介する寺院の半額以下の費用で、導師や法要を引き受けてくれる寺院もあります。

相場の半額以下の費用で、導師や法要を引き受けてくれる寺院

もし依頼した導師のお寺を菩提寺として、お墓を当該菩提寺の中に、作るということになると、お墓の石代や、彫り代など、もろもろの費用がかかります。

さらに、戒名なども、当該菩提寺から、戒名代を支払って、拝命することになります。
戒名とは、仏弟子としての証としての名前で、あの世で故人が使用する名前と言われています。

 

葬儀社の紹介する寺院による戒名の拝命でトラブルになることも!

葬儀社の紹介する寺院に、大金を支払って、菩提寺となって頂いた上で、戒名を購入することとなり、この上なく費用が高くなるので、戒名について悩まれる方が増えています。

というのも、戒名は、信女、信士といった一般的な方が使用されるものから、居士といった生前に社長をされていた方が、使用されろものまで、様々なランクがあり、一般的な方の使用する信女、信士といった戒名でも、20万円前後が相場だからです。

このような事情は、生前から終活される方も、同様です。

地元の共同墓地全体を管理する菩提寺があるときは要注意!

このようなお悩みに対して、十分に寄り添う形の相談のないまま、戒名を授ける寺院もあるので要注意です。

たとえば、故郷の共同墓地で、従来から一括して地元の菩提寺が管理している場合、都会の葬儀社の紹介で、別の寺院の戒名を拝命したあとで、四十九日を過ぎて、おちついたころに、田舎の共同墓地のお墓に納骨したとします。

すると、地元の共同墓地を管理する菩提寺から、連絡があり、以降地元の当該菩提寺で法要をする場合は、戒名を付け替えて欲しいと言われてしまうケースなどです。

要注意!故郷の共同墓地では、菩提寺ではなく檀那寺が、管理することも!

すでにご先祖さまが、地元の菩提寺から戒名を受けているときには、その菩提寺にまずは、連絡するようアドバイスしてくれる寺院でないと、あとで困ることが起きてしまいます。

そこで、本サイトでは、喪主やご遺族の悩みに、寄り添ってアドバイスしてくれる良心的な寺院で、ランクにかかわりなく一律3万円で戒名を受けられる寺院を紹介しておきます。

TVでも話題になった良心的アドバイスで、ランクにかかわりなく一律3万円戒名を授ける寺院

依頼した導師のお寺を菩提寺とするには?

さらに、菩提寺とするには、そのお寺の宗教に、故人の喪主をはじめそのご家族は、改宗しなければなりません。

お寺さんのお墓の広告で、「宗教の宗派は、問いません」という宣伝が、よく見受けられます。

しかし、お寺の中に、お墓をつくり菩提寺として、継続的な檀家になるには、宗派への改宗が必要になるので、要注意です。

あくまで、お墓を作るときの当家の宗派は、どんな宗派でも問わないという意味です。

 

たとえば、故人の喪主の宗派が、キリスト教であったとしても、仏教系の寺院の檀家に申し込むことは、可能という意味です。

申し込み後、当該寺院の檀家として、菩提寺の関係を築くには、キリスト教から当該寺院の仏教への改宗が必要になります。

申し込んでから、話しが違うのでは?となることもありますが、当該寺院の中に、お墓をつくるのですから、仏教への改宗は当然といえば、当然なのです。

 

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